医療コラム

食中毒の予防

食中毒を予防するポイント

食品の購入
  • 新鮮なものを求める(衛生的な店で選び、なま物は最後に買い、すぐに冷蔵庫で保管する)
  • 食品の保存に注意(冷蔵庫を過信しない。冷蔵庫の温度では「ばい菌」は死にません)
手洗いの励行
  • 炊事する前、食べる前
  • トイレの後
  • 外出から帰った後
加熱調理する

食品の中心部が最低でも75℃の状態で1分間以上加熱されるようにしましょう。
冷凍している食品を解凍する時は、常温で解凍するのはやめて電子レンジを使いましょう。

二次汚染に注意する
  • まな板、包丁は野菜用、肉魚用と区別して使いましょう(裏表で使い分けても菌は移動するので効果はありません)
  • 調理器具、布巾等は流水で洗ったあと熱湯をかけましょう
体力をつける

一般的に子供や高齢者などは抵抗力が弱く、食中毒になりやすいといわれています。
過労を避け、睡眠、栄養を十分とって体力をつけておくことが大切です。

食中毒の症状が現れた場合

水分補給

適当な塩分、糖分を含むもの(スポーツドリンク、梅干をいれた重湯等)

嘔吐がある場合

誤飲しないように横向きに寝かせる。
疑わしい症状が見られたら、必ず医療機関で受診しましょう。